国際


バイデン氏、安倍晋三氏の暗殺に「唖然とし、憤慨している」

(2022年7月8日)
 バイデン大統領は、日本の安倍晋三元首相が暗殺されたことを強く非難し、米国の強力な同盟国であるアジアの国にとって「悲劇」であるとした。
 バイデン氏は金曜日の声明で、「私の友人である安倍晋三元首相が選挙活動中に銃撃され死亡したというニュースに、私は唖然とし、憤慨し、深く悲しんでいます」と述べました。「これは日本にとっても、彼を知るすべての人にとっても悲劇である」。 →続き

北欧二か国のNATO加盟反対を翻したエルドアン・トルコ大統領に謝意、バイデン大統領

(2022年7月7日)
 バイデン大統領は水曜日、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領がフィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟反対を取り下げて、同軍事同盟の歴史的拡大に途を開いたことに謝意を表した。
 トルコは亡命クルド過激派に対して北欧二か国が何もしなかったとして、両国が30カ国から構成される軍事同盟への参加に反対していた。 →続き

G7サミット、主要議題はウクライナ侵攻と中国の影響力

(2022年7月2日)
 バイデン大統領は26日、ロシアのウクライナ侵攻に対抗して、米国の主要同盟国を団結させるよう努める一方、アフリカ、アジア、中南米で台頭する中国の影響力に対抗するため、米同盟国の間の世界最大のグローバルインフラ投資パートナーシップを発表した。
 このパートナーシップは、世界的な牽引力を得るのに苦労した過去のイニシアチブの焼き直しであるという批判を受けたが、ドイツで開かれた主要先進7カ国首脳会議(G7サミット)の目玉となった。 →続き

ジェイク・サリバン氏、ウクライナの新支援策に防空システムを含むと発言

(2022年7月1日)
 ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は27日、早ければ今週中に発表される次の支援パッケージで、中・長距離のミサイル防衛システムをウクライナに送ることになるだろうと語った。
 サリバン氏によると、ドイツで開催されている7カ国首脳会議(G7サミット)に出席中のバイデン大統領は、すでにウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領に供与を約束した。 →続き

原子力技術者暗殺を巡るイスラエルとイランの暗闘

(2022年6月25日)
 イスラエルとイランの長い闇の戦いは今週、新たな展開を見せた。イランは同国の原子力科学者たちの暗殺を企だてていたイスラエル諜報員(複数)を逮捕した、と発表した。
 この展開についてイスラエルは沈黙し、イラン側も拘束された人々の名前や国籍を明らかにしていない。イランの国営メディアは同国の司法当局者を引用し、逮捕されたのはイスラエルの秘密工作機関モサドの「工作員」だと主張した。 →続き

アフリカでクーデター多発、中露の影響拡大が一因

(2022年6月22日)
 アフリカで軍事クーデターが増加している。専門家らは、この地域での中国とロシアの影響力の拡大と、米国が一貫性のある政策を取ってこなかったことが一因と指摘している。
 この2年間にアフリカ7カ国でクーデター、クーデター未遂が発生した。発生のペースは過去40年で最も早い。チャド、マリ、スーダン、ブルキナファソ、ギニアでクーデター、ギニアビサウとニジェールでは未遂に終わった。いずれも、天然資源が豊かな国々だ。 →続き