国際
難民150万人がウクライナから避難、人道回廊は砲撃で困難に
(2022年3月12日)
国連は6日、ウクライナから近隣諸国に流出した難民が150万人を超えたと発表した。ロシアの軍事侵攻が11日目に入り、依然、激しい戦闘が続いている。包囲されたウクライナのいくつかの都市で人道的停戦の試みは失敗した。
ウクライナ当局によると、南部の港湾都市マリウポリから市民を避難させる試みは、ロシアの砲撃が続いているためうまくいっていない。ロシアの進撃は、首都キエフ周辺を含むウクライナの他の地域でも続いている。 →続き
ウクライナ当局によると、南部の港湾都市マリウポリから市民を避難させる試みは、ロシアの砲撃が続いているためうまくいっていない。ロシアの進撃は、首都キエフ周辺を含むウクライナの他の地域でも続いている。 →続き
ウクライナ侵攻で中国 西側結束、台湾侵攻に影響も-米情報機関トップ見解
(2022年3月11日)
米情報機関トップは8日の下院情報特別委員会での証言で、ロシアのウクライナ侵攻を受けて中国が、台湾への軍事侵攻に慎重になる可能性を指摘しつつも、台湾支配への決意に変わりはないとの見方を示した。
国防情報局(DIA)のベリエ局長は、ロシアのウクライナ侵攻を中国が台湾侵攻のモデルとするのではないかとみられていることについて、アジアでの米軍の抑止力は強く、「台湾とウクライナはまったく違う」と否定的な見方を示した。 →続き
国防情報局(DIA)のベリエ局長は、ロシアのウクライナ侵攻を中国が台湾侵攻のモデルとするのではないかとみられていることについて、アジアでの米軍の抑止力は強く、「台湾とウクライナはまったく違う」と否定的な見方を示した。 →続き
ウクライナ飛行禁止区域の設定はない、米政府と議会
(2022年3月10日)
バイデン政権と米国議員たちは、ウクライナ上空に「飛行禁止」区域設定することを拒否している。それは米国とロシアの戦争を意味すると懸念しているからだ。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は土曜日、オンライン会議システムを通じて米議会の超党派上院議員グループに対し、ロシアによるウクライナの侵入から国民を守るために、米国が飛行禁止区域を始めるべきだと主張した。 →続き
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は土曜日、オンライン会議システムを通じて米議会の超党派上院議員グループに対し、ロシアによるウクライナの侵入から国民を守るために、米国が飛行禁止区域を始めるべきだと主張した。 →続き
国連の将来
(2022年3月10日)
ロシアは2月25日、国連安全保障理事会の常任理事国として、ウクライナ侵攻の停止を求める決議案に拒否権を行使した。ウクライナのゼレンスキー大統領はその後、グテレス国連事務総長に、安保理におけるロシアの投票権を剥奪するよう要請したところ、当然のことながら、ロシアの常任理事国の資格を取り消すべきだと主張する者も出てきた。→続き
ロシア侵攻直前まで中国と情報を共有した、バイデン政権に批判が
(2022年3月9日)
ロシアのウクライナ侵攻に先立ち、米政府当局者は中国とロシア軍の動きに関する米側情報を共有していた、との報道についてバイデン大統領は批判を受けている。
この報道について、テッド・バッド議員(ノースカロライナ州)が率いる議員たちは、ホワイトハウスからの説明を要求している。バッド議員は今年、上院議員に立候補している共和党員だが、金曜日、政府が関連の事実を説明するよう促した。 →続き
この報道について、テッド・バッド議員(ノースカロライナ州)が率いる議員たちは、ホワイトハウスからの説明を要求している。バッド議員は今年、上院議員に立候補している共和党員だが、金曜日、政府が関連の事実を説明するよう促した。 →続き
砲撃受け避難、家族と離れ離れも-ウクライナ
(2022年3月6日)
【プシェミシル(ポーランド)】ポリーナ・マカロバさん(29)は、人生の中で最も難しい選択を下した。2月24日早朝、ウクライナ東部のハリコフの自宅近くで発生した爆発の音で目覚めた。
ポリーナさんによるとこの8年間、戦争の脅威がなくなることはなかった。しかし、ロシア軍の砲兵隊の砲弾が市内に着弾し始めた時は驚いたという。ハリコフは、首都キエフに次ぐ、同国第2の都市だ。 →続き
ポリーナさんによるとこの8年間、戦争の脅威がなくなることはなかった。しかし、ロシア軍の砲兵隊の砲弾が市内に着弾し始めた時は驚いたという。ハリコフは、首都キエフに次ぐ、同国第2の都市だ。 →続き
ロシア、ウクライナに空軍力投入せず 兵器、熟練パイロットの不足が一因か
(2022年3月4日)
ロシア軍によるうウクライナ侵攻で空軍力がほとんど投入されていないことに専門家らは当惑している。
元米空軍中将、デビッド・デプトゥラ氏は、「航空機とパイロットを危険にさらす気はないようだ」と指摘、地上軍の投入前に制空権が掌握されなかったことに驚きを示している。 →続き
元米空軍中将、デビッド・デプトゥラ氏は、「航空機とパイロットを危険にさらす気はないようだ」と指摘、地上軍の投入前に制空権が掌握されなかったことに驚きを示している。 →続き