国際


ウクライナ危機、台湾に影響も 北京五輪直後の侵攻懸念

(2022年1月30日)
 欧米諸国が、ロシアによるウクライナ侵攻を許せば、中国も台湾侵攻へと自信を強めるのではないかと懸念が高まっている。
 米下院外交委員会のマコール筆頭委員(共和)は、ウクライナの動向によっては、中国が自信を強め、2月の北京冬季五輪直後に台湾侵攻に乗り出すのではないかと懸念を表明した。 →続き

米空母、地中海のNATO演習で主役を

(2022年1月29日)
 ロシアのウクライナ侵攻がいっそう懸念される中、USSハリー・S・トルーマン空母打撃群は、地中海で実施されているNATO(北大西洋条約機構)の演習で主役を果たしている。
 月曜日に始まった演習は「ネプチューンストライク2022」と呼ばれる。空母打撃群の最高レベルの掃海能力を連携して、同盟諸国の防衛を支えるNATOの「自然な進化」を浮き彫りにしたものだ。 →続き

イラクでイラン系民兵と米軍の衝突のリスク高まる

(2022年1月27日)
 イラクでの約20年にわたる米軍の任務が、新たな危険な段階に入った。バイデン政権は、条件や出口戦略を明確にすることなく、危険なイランの代理組織による攻撃が増加する中で、駐留を続けさせてきたと非難されている。
 昨年のアフガニスタンからの悲惨な軍事撤退を実行したバイデン大統領は、数カ月前に、イラクでの米国の戦闘的役割は2021年末までに終わると宣言した。 →続き

キリスト教徒にとって最も危険な国はアフガニスタン

(2022年1月22日)
 キリスト教徒権利擁護団体の年次報告によると、アフガニスタンは、過去20年間で初めて北朝鮮を抜いて、キリスト教徒にとって最も危険な場所になった。
 「オープン・ドアーズ」は19日、「2022ワールド・ウォッチ・リスト」を公表、信仰を理由に100万人ものキリスト教徒が危険な目に遭っている50カ国を明らかにした。ナイジェリアとインドはトップ10に入り、中国は17位だった。 →続き

バイデンはクレムリンに強硬策を、米共和党

(2022年1月21日)
 共和党の議員たちは、ロシアとの緊張緩和を目指す一連の重要な交渉に当たって、バイデン大統領に対ロ強硬姿勢を求めている。
 上下両院の軍事および外交委員会の共和党幹部は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が米国および欧州の同盟国に対して攻撃的態度を強めるなかで、バイデン政権が採っている対モスクワ戦略は「宥和政策にすぎない」と指摘した。 →続き

ミサイル配備、軍事演習をロシアと協議へ

(2022年1月16日)
 バイデン政権は、安全保障担当者が来週のロシアとの二国間協議に備える中、東欧でのミサイル配備や軍事演習の規模・範囲について交渉する用意があることを明らかにした。
 ホワイトハウスは、10日に始まるロシア政府との一連の交渉を通じて、ウクライナとの国境沿いで兵力を増強しているロシアとの間で高まっている緊張を沈静化させたいと考えている。 →続き

中国、カザフに派兵の用意 上海協力機構が支援を表明

(2022年1月12日)
 中国が主導する上海協力機構(SCO)は、反政府デモが発生したカザフスタンへの介入の用意があることを表明、ロシアに続いて中国がカザフに派兵する可能性が指摘されている。
 ロシアのタス通信によるとSCOは「要請があれば」カザフを支援すると表明。情勢が安定化しなければ、中国からの派兵の可能性もあることを示唆した。中露など8カ国からなるSCOにはカザフも加盟している。 →続き