ポリシー


「私人」が国境を維持する

(2021年11月16日)
 現在進行中の米南部の国境にまつわる未解決の課題について、分かりやすく示唆に富む指摘がなされた。
 超党派の研究機関、移民研究センターのディレクター、マーク・クリコリアン氏とのポッドキャストでの対談で、ラッセル・ジョンソンさんは「民間人が国境線を守る義務があるはずがない」と訴えた。 →続き

増強進む中国海軍 揚陸艦配備で遠征能力向上、艦艇460隻に -米年次報告

(2021年11月11日)
 米国防総省がこのほど公表した中国の軍事・安全保障分野の動向に関する年次報告書によると、すでに世界最多の艦艇を保有する中国人民解放軍海軍(PLAN)は、2030年までに保有艦艇数を、460隻まで増加させ、米軍を大幅に上回ると予測している。
 現在のPLANの保有艦艇数は355隻。一方の米海軍は296隻だが、遠方にまで戦力投射が可能な空母を11隻保有するなど、戦略的優位を保っている。 →続き

ペロシ氏、和解案で穏健派に屈し、極左はインフラ法案に反対

(2021年11月11日)
 ナンシー・ペロシ下院議長は5日、穏健派の民主党議員に屈し、バイデン大統領の数兆㌦規模の社会福祉法案の採決を延期することを約束すると同時に、先送りされてきた1.2兆㌦規模の超党派インフラ法案の採決を要求した。
 ペロシ氏(カリフォルニア州、民主)は、この決定を発表する際に、ホワイトハウスの国内政策の少なくとも一部分を前進させる時が来たと主張した。 →続き

バイデン政権の大企業への国際課税、米国の中小企業に打撃を与える見通し

(2021年11月9日)
 バイデン大統領は週末をローマで過ごし、世界の指導者たちと会談し、法人税の課税逃れを塞ぐためだとして、国際的な税制の画期的な見直しを進めた。
 しかし、新たな15%の最低法人税は、米国の中小企業と消費者にコストを課すとして厳しく非難された。 →続き

本紙独占:120万人の不法移民が国境監視網を抜けた可能性あり-国境警備隊関係者

(2021年11月7日)
 国境警備隊員の組合幹部の一人によると、昨年一年間に120万人近い不法移民が監視網を抜けて、米国に入り込んだ可能性があるという。さらに一部の移民の一人ひとりに45万ドル支給される計画があることを耳にすれば、不法入国の数はさらに増える、と語った。
 この情報は、マーシャ・ブラックバーン上院議員(共和党、テネシー州)が金曜日に開設したポッドキャストに掲載され、その事実はワシントンタイムズに最初に知らされたものだ。 →続き

バイデン氏の歳出法案は進歩派の行動次第

(2021年11月6日)
 バイデン大統領は、支持率低下を受けて、すぐにでも政治的勝利を得たいと考えているが、その一方でリベラル派の有力議員らは31日、1兆7500億ドルの歳出法案は終着点ではなく、格好のスタート地点との見方を示した。
 上院予算委員会のバーナード・サンダース委員長(バーモント州)は、有給家族・医療休暇、メディケアによる歯科・眼科保険のカバー、メディケアの薬価交渉など、ホワイトハウスが提出した法案から削除された項目を復活させようと、週末に電話で交渉したという。 →続き

本紙独占:極超音速兵器なども急速に 米軍中将が中国増強に警鐘

(2021年11月5日)
 中国軍は依然として、米国の予想を超える速度で軍備増強を進めている――米空軍参謀本部のクリントン・ヒノテ戦略・統合・調達部長(中将)はワシントン・タイムズとのインタビューで、極超音速兵器など中国軍の軍事力強化に警鐘を鳴らした。
 ヒノテ氏は、「情報機関では、これまで、これほどまでに米国の予測を上回り続けた国はかつてないとされている。ソ連も、北朝鮮も、イランもだ」と指摘。「中国は、経済力を生かして軍事力の強化で成果を挙げており、(8月に実施された)極超音速兵器の試射がその一例だ」と強調した。 →続き