上院の壁、シリア撤退・人種差別的発言にも関わらずトランプに固執

(2019年10月28日)

Photo by: Patrick Semansky / Sen. Lindsey Graham, R-S.C., speaks with members of the media, Tuesday, Oct. 22, 2019, on Capitol Hill in Washington. (AP Photo/Patrick Semansky)


By Ryan Lovelace and Tom Howell Jr. – The Washington Times – Tuesday, October 22, 2019

 米共和党上院議員はトランプ大統領を見捨てることを拒んでいる。トランプ氏はときどき逸脱した言動を取ることもあるが、下院民主党によって弾劾訴追がなされても、それらがトランプ氏をホワイトハウスから追放する理由にはならないという。

 シリアからの米軍撤退と人種問題を想起させる発言に共和党議員らは気分を害されたにもかかわらず、大統領を見捨てるつもりはない。こうした事実は、2020年大統領選前にトランプ氏を辞任させたい民主党の弾劾強硬派が高いハードルに直面していることを明確にしている。

 「それは高いバーだ」。カンザス州選出で共和党のパット・ロバーツ上院議員はこう述べた。

 下院民主党は、政治的目的のためにウクライナへの軍事援助を保留したというホワイトハウスの企ての証明に徐々に近づいていると述べた。だが、トランプ氏を弾劾する手続きを進めれば、いずれは共和党の支配する上院で弾劾裁判をすることになる。そこでトランプ氏を解任するためには、上院議員の 3分の2が有罪判決を下すことが必要だ。これまでのところ、弾劾に必要な共和党議員20人が思い切って大統領と決別をする兆候はほとんどない。

 トランプ氏は、民主党が2020年大統領選には勝てないと判断したため、唯一の選択肢として弾劾を「できるだけ迅速に」したがっていると主張する。一方で、トランプ氏は弾劾や共和党の潜在的な裏切り者に対し敵意をあからさまにし、共和党議員に対し民主党議員がトランプ氏に粗暴に振る舞うのを許してはならないと訴えた。

 「すべての共和党員は、ここで目撃していることを覚えておかないといけない。リンチだ。だが、我々は勝つ!」。トランプ氏が「リンチ」という言葉をツイッターで使用したことは政界に大きな衝撃を与えた。

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