中国の台頭が米ロ首脳会談に影響

(2021年6月25日)

In this March 10, 2011, file photo, then-Vice President Joe Biden, left, shakes hands with Russian Prime Minister Vladimir Putin in Moscow, Russia. (RIA Novostia/Alexei Druzhinin/Pool via AP)


 バイデン大統領のプーチン・ロシア大統領とのいちかばちかの首脳会談では主に、ロシアが関与したサイバー攻撃、選挙干渉、人権侵害、さらには世界中の安定を損ね、民主主義を弱体化させることを狙ったロシア政府の外交政策が話し合われるとみられている。

 しかし、これらの話題以外に、両国が懸念を強めていることがある。中国の核大国としての台頭だ。中国は、かつては重要視され、今では時代遅れと考えられている米ロの核兵器削減の枠組みの制約を受けていない。

 バイデン、プーチン両氏が、スイスでの一日の首脳会談で、中国への対応で一致する可能性は低い。中国の新型兵器の開発、戦力を投射する能力を封じ込めることで協力する方法を見つけ出すこともないだろう。

 ところが、一部のアナリストらは、両氏がジュネーブで、核戦争を回避するために作られた時代遅れの冷戦時の合意の修正を話し合う必要性で合意するのではないかとみている。

 元外交官で、米平和研究所のロシア・戦略的安定計画の責任者、ドナルド・ジェンセン氏は、「この首脳会談で何か実のある合意が交わされるとすれば、この問題について両者で話し合うことだ」と述べた。

 
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