米国会計検査院、バイデン政権による国境の壁建設停止措置を合法と判断
(2021年6月24日)

Tucson Samaritans check the border wall, including a small gap in the new construction, near Sasabe, Ariz., on Wednesday, May 19, 2021. (AP Photo/Ross D. Franklin)
米会計検査院(GAO)は15日、バイデン大統領による国境の壁建設停止措置が大統領の権限の範囲内であったとの判断を下し、それは「計画上」の遅れであり、議会の意志を阻むものではないと述べた。
バイデン氏は昨年、「もう1フィート」の壁すら建設しないと述べたが、GAOの調査官は、大統領就任式の建設停止宣言には、同氏が法律に従うという但し書きが含まれていると述べた。
またGAOは、ホワイトハウスが前政権ほど迅速ではないものの、少なくとも今のところは壁を建設することに尽力していると主張している。
この判断は、バイデン氏が大統領に就任してからわずか数時間後に大統領令で発表された停止が、違法な予算の「没収」であると主張した共和党議員にとって大きな打撃である。
議会の調査部門であるGAOは、国土安全保障省と行政管理予算局は、壁建設のための予算から資金を取り上げていないと述べた。代わりに、これらの組織は建設を始める前に完了しなければならない環境研究を追加しただけとしている。
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