バイデン政権の海軍予算削減に議会が反発
(2021年6月26日)

共和、民主両党の議員らが、海軍の「投資のための投資引き揚げ」戦略をめぐって、台頭する中国の攻撃を受けやすくなると警鐘を鳴らしている。
厳しい予算決定と将来直面する脅威を考慮に入れて海軍は、15隻を退役させ、調達を約9%削減し、予算を将来の戦闘能力のための研究、開発に予算を振り向けることを表明している。この計画では、現在の能力への投資を引き揚げ、将来の戦争の技術に投資する。
議員、防衛専門家らは、この戦略は過去に失敗しており、必要とされている能力の整備が遅れると懸念した。
さらに、この計画が表明される数カ月前、退任直前のインド太平洋軍のフィル・デービッドソン司令官が議会証言で、中国は、今後6年以内に台湾をめぐって米国との軍事衝突へと発展する可能性を指摘した。これまで考えられていたよりも、かなり早いタイミングでの軍事衝突の予想となっている。
デービッドソン氏の後任、ジョン・アキリーノ司令官も5月、指名承認公聴会で同様の発言をした。
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