グリーン経済の実現を約束したバイデン氏、民主党支持層を喜ばせるが労働者層を冷遇
(2020年1月3日)
By Alex Swoyer – The Washington Times – Wednesday, December 25, 2019
米民主党の有力大統領候補ジョゼフ・バイデン氏が約束した(環境保護重視の)グリーン経済の実現は、ブルーカラーから雇用を奪うことになる。同氏にとって迷惑なことに、2016年の大統領候補ヒラリー・クリントン氏が炭鉱労働者に対して犯した失敗と比較する議論に火を付けてしまった。
クリントン氏は自叙伝で、炭鉱労働者の失業につながる公約を掲げたことは、2016年大統領選の最大の失敗だったと認めている。バイデン氏がロサンゼルスでの討論会で、雇用を減らしてでも米国を「よりグリーンな経済」に移行させる意向を示したことを、共和党の選挙ストラテジストたちはクリントン氏の失敗になぞらえている。
この左翼傾斜の動きは民主党の進歩派勢力に歩み寄ることを意図したものだが、・・・
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