勢力を弱める全米ライフル協会、2020年選挙は岐路に
(2020年1月10日)

全米ライフル協会(NRA)は、内紛と法廷闘争の中で会長とロビイストを解雇、共和党の政治家らの間で、今後も大きな影響力を維持するのか、選挙ではすでに役に立たなくなってしまったのか、評価が二分している。
銃ロビー団体のNRAがトランプ大統領を支持した大統領選からわずか4年、NRAをめぐる混乱は驚きを持って受け止められている。
NRAは、今年の選挙でも従来通り、重要な役割を果たすと表明している。それには特に、民主党大統領候補らの銃規制政策に銃所持の権利擁護者が反発を強めていることがある。
しかし、トランプ氏や似た考えを持つ候補者らが、2016年の選挙と同程度の資金的、組織的支援が得られるかははっきりしない。
NRA指導部に異議を唱えていた元NRAロビイストのリチャード・フェルドマン氏は・・・ (残り2197文字)
↓ ↓ ↓
→ログイン(定期購読会員として)して全文を読む
※全文をご覧になるには、定期購読会員(個人、法人)、か年間購読会員になる必要があります。