米民主党指名争い、サンダース氏が最新世論調査でバイデン氏を抜きトップに
(2020年2月7日)

「バーニー浮上」とか「社会主義者が急上昇」などと呼んでもいいが、民主党の大統領候補指名争いでバーナード・サンダース上院議員があっという間に最有力候補の地位を奪いつつあることは、もはや否定できない状況だ。
ニューハンプシャー、アイオワ、カリフォルニアの各州で、ジョゼフ・バイデン前副大統領がバーモント州選出のサンダース氏にトップの座を明け渡した。サンダース氏は自身のことを民主党員であるとさえ言っていない。
すべての政界関係者が心に抱く新たな疑問は、サンダース氏がこのリードを保てるのかどうかだ。
元民主党下院議員のデニス・クシニッチ氏は、サンダース氏について、イデオロギーの高まりをうまく活用していると指摘した。クシニッチ氏は、国民皆保険や反戦姿勢を打ち出して2004年、08年の大統領選に出馬した経験がある。
「サンダース氏が実証したのは、草の根組織、草の根資金集めのパワーだ」と、クシニッチ氏は語った。「これは予備選序盤でサンダース氏を押し上げるだろう。問題は(予備選が集中する3月3日の)スーパーチューズデーでどうなるかだ」
↓ ↓ ↓
→ログイン(定期購読会員として)して全文を読む
※全文をご覧になるには、定期購読会員(個人、法人)、か年間購読会員になる必要があります。