中国のリンクトイン悪用に米情報機関が警告
(2020年2月25日)
By Ryan Lovelace – The Washington Times – Tuesday, February 18, 2020
米当局者は、ビジネス特化型SNS「リンクトイン」をめぐって、米国内の問題に外国が影響を及ぼすために利用されていると警戒を強めている。
マイクロソフト傘下のリンクトインは、事業者向けのネットワーキングサービス。当局者らは、外国、特に中国からの影響工作、情報収集に利用され、脅威となっていると主張している。
米国家防諜安全保障センター(NCSC)ディレクターのウィリアム・エバニナ氏は先週、リンクトインを名指しし、2017年に消費者信用調査大手エキファクスのネットワークに侵入し、1億4500万人以上の米国民の情報を盗み出した罪で起訴された中国軍の軍人らに利用された可能性があると指摘した。
エバニナ氏は「彼らは個人の信用情報だけでなく、データすべてを持っている」と述べた。社会保障ナンバー、銀行口座番号など個人を特定できる情報も含まれている。エバニナ氏は、これらのデータが、・・・
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