株価下落、トランプ氏は景気刺激へ給与減税を提案

Trader Jonathan Corpina, left, and specialist Michael Pistillo work on the floor of the New York Stock Exchange, Tuesday, March 10, 2020. Stocks, Treasury yields and oil are clawing back some of the plunge they took a day before, when the S&P 500 had its worst drop in more than a decade. (AP Photo/Richard Drew)
By Dave Boyer – The Washington Times – Tuesday, March 10, 2020
株価は10日、前日の大幅な下げから、一時的に戻した。投資家らは、トランプ大統領の給与税減税などの緊急景気刺激策の詳細が明らかになるのを待っている。
ダウ工業株30種平均は、取引の早い段階で上昇率2.5%、600ドル以上上昇した。9日には2000ドル以上下落していた。S&P500種平均株価指数とナスダック総合指数は、取引開始後15分で約2.5%上昇。その後、昼前には元の水準に戻った。
トランプ氏は9日夜、経済を守り、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するための一連の立法措置、大統領令を提示。一時的な給与税減税、新型コロナにより影響を受けた労働者の病気休暇の拡大、小規模事業者や航空会社、クルーズ船運航会社のような企業への支援を求めた。
ムニューチン財務長官は、10日に共和党上院議員らと会見し、経済支援策の詳細について話し合う予定だ。トランプ氏は先週、新型コロナの検査キットなどの州への支援の配布を迅速化する83億ドルの法案に署名した。
トランプ氏の景気刺激策の必要性については、・・・
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