兵士を脅かすウイルスと世界中で戦う米国防総省
(2020年3月18日)

目に見えない敵による多方面からの攻撃に対し、米国防総省は対応に追われている。
危険なコロナウイルスが大陸から大陸へと拡散する中、米軍当局者は重要な軍事演習を延期したり、米兵を基地内に留めることを強いられている。一方、国防総省高官は、感染地域に派遣される兵士や世界中の港を訪れる水兵を守るため、この数週間、ほぼ毎日会議を開いている。
マイク・ペンス副大統領は「全政府機関」を動員してコロナウイルスに対処すると表明している。だが、おそらく国防総省以上に大きな課題に直面している政府機関はないだろう。米軍は国務省よりはるかに多くの数の人が世界各地に駐留し、地元経済に深く組み込まれ、地域住民と接触するのが当たり前になっている。
米軍基地は、コロナウイルス患者を隔離する施設として着目されている。感染が拡大している国々では、米兵の休暇や自由が制限されている。基地内の売店では、感染を予防する物資が買いだめで不足していると報告されている。一方、基地内の学校、デイケアセンター、映画館は閉鎖された。
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