米国の科学者、中国のコロナウイルス起源妨害に対して憤り
(2020年4月10日)

米国の科学者たちはパンデミック(世界的大流行)を引き起こした致死的なコロナウイルスの起源を知るため積極的に取り組んでいるが、中国のウイルスサンプルの不足が研究を妨げていると訴えている。
政府関係者とウイルス学と伝染病の専門家はワシントン・タイムズ紙に、治療法やワクチンを見つけ、将来のパンデミックに備えるためには、ウイルスの起源を知る必要があると語っている。
メリーランド州フォートデトリックにある陸軍感染症研究所の医師であり、生物兵器専門家のロバート・ダーリング氏は、研究者がウイルスがどこから発生し、どのように感染したかを知ることが肝要であると述べた。
「SARS CoV-2ウイルス(新型コロナウイルス)の起源を特定することが不可欠だ」とパトロナス・メディカルの医療責任者でもあるダーリング博士は述べた。
「中国はほぼ間違いなく知っているが、それを共有していない。起源を知ることにより、ウイルスの生態とその働きを理解するのに役立つ」
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