コロナ危機で存在価値示す不法移民
(2020年4月16日)
By Stephen Dinan – The Washington Times – Wednesday, April 8, 2020
新型コロナ危機の中、ニューヨークでは、不法移民グループの女性らが職を失い、手製マスクを縫い、生活を維持するための収入を得ている。
西に目を向けると、不法移民が依然、農家を支えている。外出禁止令が課されない重要な労働力であり、そのおかげで食品が食料品店に絶えず届けられている。
その一方で、オバマ政権時の不法移民救済措置「DACA(ダカ)」によって滞在が許されている多くの「ドリーマー」は看護師として働き、一部は新型コロナ感染者の治療の最前線で戦っている。
新型コロナが今、不法移民らの能力をアピールする場になっている。不法移民は今が、他の人々と同様、移民も米国人であることを示すチャンスと捉え、同じ体験をし、わずかであっても経済の一部を担おうとしている。新型コロナの試練に共に直面し、不法移民らは、不法移民を排斥することは経済的な自殺行為であり、不道徳ですらあるということを悟ってほしいと思っている。
カリフォルニア州のニューサム知事は、・・・
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