対中訴訟法案は超党派になる見通しか

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A man wearing a mask depicting American flags jogs past the U.S. Capitol Building, Tuesday, April 28, 2020, in Washington. The U.S. House of Representatives has canceled plans to return next week, a reversal after announcing it a day earlier. (AP Photo/Andrew Harnik)
By Stephen Dinan – The Washington Times – Sunday, May 3, 2020
新型コロナウイルスの危機はクリス・スミス下院議員の活動を止めなかった。彼は新型コロナが引き起こした休会の間に6つの法案を作成した。これには、航空会社に未使用のチケットの返金を求める法案やウイルスへの対応に失敗した中国を罰する法案を含む。
コロラド州選出で民主党のジョー・ネグセ下院議員もまた多くの法案を作成し、価格つり上げに対する処罰から、連邦政府が資金提供し企業が必要不可欠な仕事に就く労働者に25%上乗せした給与を支払うことを義務付けるものまで、9つの法案を作成した。
別の議員は、感染拡大の中、食糧供給を強化するために家庭菜園を始めることを奨励しようとしている。さらに別の議員は、連邦捜査局(FBI)がこの危機の間に、銃購入者の身元調査を行った数を報告することを望んでいる。そして、オレゴン州選出で民主党のアール・ブルメナウア下院議員は、大麻の売人が中小企業救済策を確実に受給できるようにしたいと考えている。
議会の休会は6週間続いたが、それでも法案を作成するワシントンの動きは止められなかった。危機の緩和や将来のための備蓄、感染拡大を許した中国への処罰などについて、議員からの数百の法案が提出された。
上院議員は、共和党トップのミッチ・マコネル院内総務の呼びかけを受け、4日にワシントンに戻ってくる。マコネル氏は、食料品店員や配達ドライバー、緊急治療室の看護師が仕事を続けているなら、議会もそうあるべきだと述べている。
民主党下院議員も当初、ワシントンに戻ると発表したが、その後撤回した。議会医師団のトップが435人で会議をしたり、日常的に投票を行うことに懸念を示したためだと説明した。
民主党のナンシー・ペロシ下院議長は、来週には議会を再開したいと語った。
審議に入れば、両院ともこれまでとまったく異なる光景をみることになる。・・・
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