正常化へ準備始める米軍、訓練を再開/新型コロナ
(2020年5月12日)

U.S. Army soldiers with their gear head to an awaiting bus Saturday, Jan. 4, 2020 at Fort Bragg, N.C., as troops from the 82nd Airborne are deployed to the Middle East as reinforcements in the volatile aftermath of the killing of Iranian Gen. Qassem Soleimani. (AP Photo/Chris Seward)
By Mike Glenn – The Washington Times – Wednesday, May 6, 2020
世界最大の海上軍事演習「リムパック」が今夏、ハワイ沖で実施される。しかし、新型コロナウイルス禍の最中にあり、米軍の作戦立案者らの捉え方はさまざまだ。
民間の専門家らと同様、国防総省の作戦立案者らは、新型コロナをめぐって二重の困難に直面し、軍内で依然、猛威を振るう新型コロナへの対応に追われる一方で、いずれ必ず訪れるロックダウン解除後に備えておく必要がある。
新型コロナが全ての大陸、海上交通路に拡大し、計画中の主要軍事演習が、縮小または中止を余儀なくされている。しかし、米軍はオーストラリアの沿岸やデンマークの上空などで、慎重かつ着実に平時の活動に戻す取り組みを始めている。
ハワイの太平洋艦隊が、隔年で実施している多国間軍事演習リムパックは今年は・・・
(残り717文字)