テロ増加で揺らぐアフガン和平構想

(2020年5月22日)


 トランプ政権は、アフガニスタンでの恒久的な停戦を望んでいるが、今週に入ってその期待はしぼんできている。首都カブールで産科病院が襲撃を受けるという衝撃的な事件が起き、アフガン政府当局者らは、反政府組織タリバンとの和平への取り組みを完全に放棄したと断言した。

 タリバンは、襲撃事件への関与を否定した。この事件で、少なくとも2人の新生児を含む24人が死亡、アフガンの指導者らは13日にタリバンへの軍事攻撃を再開することを表明した。ハムドゥラ・モヒブ国家安全保障補佐官は、和平交渉を継続する「意味はほとんどない」と主張した。

 和平交渉開始後もアフガン政府はタリバンを激しく非難してきたが、モヒブ氏は、タリバンなどの組織は戦略的に、他の組織に攻撃を「請け負わせて」、連続している流血事件への関与の指摘をうまくかわしてきたと主張した。

 産科病院襲撃の日、ナンガルハル州で行われていた葬儀で自爆テロが起き、26人が死亡、過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

 アナリストらは、この二つの事件などテロが増加していることについて、・・・ (残り2399文字)

 
↓ ↓ ↓
→ログイン(定期購読会員として)して全文を読む

※全文をご覧になるには、定期購読会員(個人、法人)、か年間購読会員になる必要があります。

▼この記事の内容が収録

Inside Washington D.C.【定期購読】


バイデン氏の見せ掛けの「防犯計画」

(2021年06月30日)

G7が初めて台湾への支持を表明

(2021年06月28日)

デサンティス米フロリダ州知事は共和党の「ロックスター」

(2021年06月27日)

バイデン政権の海軍予算削減に議会が反発

(2021年06月26日)

「目をさませ!」:イスラエル新首相、バイデン大統領の対イラン核交渉を叱責する

(2021年06月26日)

イラン原発が原因不明の緊急停止

(2021年06月25日)

中国の台頭が米ロ首脳会談に影響

(2021年06月25日)

米国会計検査院、バイデン政権による国境の壁建設停止措置を合法と判断

(2021年06月24日)

バイデン・ハリスの移民政策の失態

(2021年06月23日)

五輪初のトランスジェンダー選手出場、「公正な競争奪う」/女性人権団体が激しく反発

(2021年06月23日)
→その他のニュース