米地裁、ボルトン氏回想録の差し止めを棄却
(2020年6月24日)
By Alex Swoyer – The Washington Times – Saturday, June 20, 2020
トランプ大統領は、来週のボルトン前大統領補佐官(安全保障担当)の回想録の出版を差し止めるよう求めたが、1人の判事がこれを棄却、政府は、出版されれば国の安全保障に取り返しのつかない被害を及ぼすことを立証しなかったと主張した。
一方でこの判事は、安全保障をめぐる最終的な承認を得ずに出版すれば法的な手段に訴えられる可能性はあり、そうなれば、ボルトン氏は出版社から事前に受け取った200万ドルを失うことになると述べた。
この判断を下したのは地裁判事ロイス・ランバース氏で、レーガン元大統領が指名した。ランバース氏は、トランプ政権が、ボルトン氏に対する差し止め命令の根拠を明確にしなかったと主張した。司法省は、国家安全保障と機密情報をめぐってこの著書を問題にしていたが、ボルトン氏は政府の審査をすり抜けようとしていると主張した。
20日に発行された10ページの命令書には、・・・
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