バイデン氏、記念碑破壊者らの主張認め、現地当局を非難
(2020年7月9日)
By Dave Boyer – The Washington Times – Tuesday, June 30, 2020
バイデン前副大統領は30日、3カ月間で初めて記者団の前に現れ、南部連合の像を引き倒す暴徒らの言い分を認め、南北戦争の記念碑とその他の記念碑を破壊することは違うとの見方を示した。
民主党の大統領指名を確実にしている77歳のバイデン氏はまた、認知能力低下の検査を「常に受けて」おり、秋の3回の討論会でトランプ大統領と知恵比べをするのが楽しみだと話した。
バイデン氏はデラウェア州ウィルミントンで記者らを前に「常に検査を受けている。私を見れば、すべて分かるはずだ。対立候補と認知能力を比較するのが待ち遠しい」と述べた。
人種間の不公平をめぐる抗議デモが全国で発生し、歴史的記念碑が破壊されていることについて、南部連合の人物の像が引き倒されているのは、犯罪者らのせいではなく、地元の当局者らのせいだと指摘、選挙で選出された当局者らが「責任を持って」、人種差別を理由に批判を浴びている記念碑を博物館に移動させるべきだと主張した。
バイデン氏は「アフリカ系の人々が長年、ロバート・リーの像のもとで感じてきた、怒り、苦悩が私には分かる」と述べたうえで、南部連合の人物の像を引き倒すような行動は、トマス・ジェファーソン、エイブラハム・リンカーンの像を引き倒すのとは「根本的に違う」と訴えた。
また、破壊行為を・・・
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