共和の反乱:反トランプ派がバイデン氏支持を表明
(2020年7月15日)

President Donald Trump speaks with reporters before departing on Marine One on the South Lawn of the White House, Tuesday, June 23, 2020, in Washington. (AP Photo/Alex Brandon)
By S.A. Miller – The Washington Times – Sunday, July 5, 2020
トランプ大統領をめぐる共和党内の亀裂が深まっている。共和党の元大統領の1人の賛同者や元大統領候補らが、民主党候補支持へと動いているからだ。
民主党の大統領候補指名が確実なバイデン前副大統領への乗り換えは、ホワイトハウスの無計画なリーダーシップに対する不安のせいであろうと、単にトランプ氏個人に対する強い嫌悪感からであろうと、保守主義とはまったく反対の政治家を支持することであり、ブッシュ家によって長い間支配されてきた共和党はもう存在しない、または戻ってくることはなさそうであることをはっきりと示している。
何十人ものブッシュ政権の元高官、2012年の大統領選のミット・ロムニー陣営の政治活動家らが、政策ではなくトランプ氏自身が危険だと断言し、バイデン氏の船に乗り換えようとしている。これは、高い税金、規制の強化、大きな政府を支持することだ。
共和党全国委員会(RNC)は、党内に亀裂が生じているとか、離反者こそ真の共和党員だという主張に反発している。
RNCの広報担当スティーブ・ゲスト氏は、・・・
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