暴力的抗議デモ、教会や宗教的シンボルも破壊
(2020年7月21日)
By Valerie Richardson – The Washington Times – Wednesday, July 15, 2020
ジョージ・フロイドさんの死や警察の暴力、南軍の記念碑をめぐって教会を非難するのは行き過ぎだ。だが、教会施設や宗教的銅像が暴力的抗議による攻撃を受けている。
先週末、ボストンやロサンゼルスなどで少なくとも四つのカトリック教会系の建物や銅像が放火、破壊された。かつてフニペロ・セラ神父が率いた249年の歴史を持つサンガブリエル伝道所を全焼させた火災は、放火の疑いで捜査が行われている。
「7月10~12日までの48時間の間に、各地のカトリック教会が4カ所も攻撃された。聖人フニペロ・セラの銅像を引き倒したり、ルイ9世の銅像の撤去を試みた極左勢力が疑われるのは当然だ」。「カトリック行動連盟」のCJ・ドイル事務局長は、電子メールでこう語った。
抗議活動はもはや、フロイドさんのことや警察予算打ち切りはどうでもよく、信教の自由という米国の伝統とは根本的に相いれない、米国社会の過激な再構築を目指すようになっている。こう論じる人々の主張は、教会までが標的になったことで裏付けられた。・・・
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