米、中国に外交官の大幅削減を要求へ スパイ事件の急増を受け

(2020年8月10日)

Photo by: David J. Phillip /

A security guard, right, talks with a man inside the Chinese Consulate Thursday, July 23, 2020, in Houston. China says malicious slander” is behind an order by the U.S. government to close its consulate in Houston, and maintains that its officials have never operated outside ordinary diplomatic norms. (AP Photo/David J. Phillip)



By Bill Gertz – The Washington Times – Tuesday, July 28, 2020

 トランプ政権は、米国内に駐在する外交官の数を、中国に駐在する米国人外交官と同レベルまで削減するよう中国に命じる準備を進めている。米国務省高官が明らかにした。

 この高官によると、この措置は一部には、この数カ月間、中国のスパイ、工作員の追跡に2000人もの職員を充てている連邦捜査局(FBI)の負担を軽減するためのものだ。FBIのレイ長官は最近、10時間ごとに中国関連の事件が発生していると述べた。

 ある米政府高官は、今週にも予定されている正式発表を前に、この措置の背景について、国外の米外交官を「8月までに互いに平等な水準にし、平等な交流ができるようにしたい」と述べた。

 また、この当局者は、米国がヒューストンの中国領事館を閉鎖し、これへの報復として中国が成都の米領事館を閉鎖したことを受けて、米中当局者らが先週、外交官の数を同等にすることについて協議したことを明らかにした。

 レイ氏は7月7日の演説で、・・・

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