米司令官、ISの復活を警告
(2020年8月20日)
By Ben Wolfgang – The Washington Times – Wednesday, August 12, 2020
国防総省の中東担当の最高幹部は12日、米政府が中東の複数の紛争地域の若者が過激化しないよう包括的な対策を講じなければ、今後10年間に過激派組織「イスラム国」(IS)が復活し「大きな問題」に直面することになると警告した。
ISがシリアとイラクに築いた「カリフ国家」は消滅したが、マケンジー中央軍司令官(海兵隊大将)は、ISは依然として活動しており、新たな世代の聖戦士の募集に注力していると警鐘を鳴らした。
マケンジー氏は、米国平和研究所(USIP)が開催したオンラインフォーラムで講演し、米国とパートナー国が直面する課題に関して厳しい見方を示した。アナリストらは、ISは依然、小規模なテロ攻撃を実行する能力を十分に備えており、世界中のさまざまな地域で戦略的目標に狙いを定めていると指摘している。
複数の外交政策専門家は、ISがすでに、・・・
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