緊張高まる地中海、支配求め大国が駆け引きで

(2020年9月10日)

In this photo provided on Monday, Aug. 31, 2020, by the Greek Defense Ministry, worships from Greece, Italy, Cyprus and France, participate in a joint military exercise which was held from 26-28 of August, south of Turkey in eastern Mediterranean sea. Turkey on Monday, Aug. 31, accused Greece of “piracy” and warned it will stand up to Athens’ alleged efforts to militarize islands near its coast.(Greek Defense Ministry via AP)


By Guy Taylor – The Washington Times – Wednesday, September 2, 2020

 地中海は、ピラミッドができる前から何度も、政治的紛争地帯となってきた。今、この海を新たな分断と不安定が襲い、ロシア、中国、トルコ、イスラエルなどが、影響力、天然資源、軍事的優位性をめぐって競い合っている。

 ロシアは、油田があるリビア沿岸に軍事基地を建設することをもくろみ、中国は、この地域に投資先を求めている。北大西洋条約機構(NATO)加盟国のトルコは、やはりNATO加盟国のギリシャと、採掘権と軍事化された島々をめぐって衝突している。新たに海底天然ガス田が見つかると、各国がこぞって所有権を主張し始めた。

 トランプ政権も2日、キプロスへの武器禁輸を部分的に解除した。トルコへの警告と解釈されている。

 アナリストらは、NATOは地域の緊張緩和に失敗しているとの見方で一致している。米国は、そこに利権があるにもかかわらず、影響力を行使できないでいる。オバマ前政権下で始まった米軍の撤収をトランプ大統領が加速し、力の空白が生じた結果、その空白を狙って周辺国が競い合っている。

 イラン、ヒズボラ、「イスラム国」(IS)など、国際社会で歓迎されていないさまざまな組織がこの状況を利用しようとしている。その一方で、・・・

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