トランプ陣営、ミネソタ州で1972年以来の勝利も視野に
(2020年9月21日)

トランプ米大統領は、民主党候補のジョゼフ・バイデン前副大統領をミネソタ州で守勢に立たせている。同州は1972年を最後に、大統領選で共和党候補を選んだことがなく、激戦州とは思われていなかった。
トランプ氏が戦線を広げ、ミネソタ州の選挙人10人を獲得できる可能性があるというのは、まれなチャンスだ。そうなれば、トランプ氏が2016年に僅差で勝利したミシガン、ウィスコンシン両州のどちらかで敗れても相殺できる。
トランプ氏は4年前も、ミネソタ州であと少しで勝利できそうだった。トランプ氏は同州で、ヒラリー・クリントン候補に1.5ポイント強の差で敗れた。今回は、黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察の拘束中に死亡した事件以降、ミネアポリスで数カ月にわたり騒乱と暴動が続いたことで、トランプ氏の「法と秩序」のメッセージが強調されている。
大統領が勢いを見せていることで、・・・ (残り1418文字)
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