トランプ氏、イスラエル・アラブ2か国の歴史的合意を自賛
(2020年9月22日)
By Dave Boyer – The Washington Times – Tuesday, September 15, 2020
トランプ大統領は、世界でも特に困難で、危険な課題の一つ、パレスチナ・イスラエル問題にこれまでにない方法で取り組んできたが、その取り組みは15日、イスラエル、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの歴史的な国交正常化協定調印でクライマックスを迎えた。
これは、再選への大統領選を2カ月足らずの後に控えたトランプ氏の政治家、仲裁人としての信頼を高めることになる。
ホワイトハウス南庭での調印式でトランプ氏は、イスラエルとこの穏健アラブ・イスラム2カ国の間の画期的な連携は、中東での戦争の終結に向けた大きな一歩だと主張した。
「今、歴史の流れを変えるためにここにいる。何十年もの分断と対立をへて、新たな中東の夜明けを迎えた」
この種の合意が交わされるのは数十年ぶりで、3カ国は相互に大使館を設置し、大使を派遣。貿易、教育、医療などさまざまな分野で協力する。
イスラエルは、占領地ヨルダン川西岸の一部の併合を凍結させが、その期間は明らかにされていない。
ワシントンでの調印式の直後、・・・
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