最高裁判事の承認表決めぐり共和党院内総務に逆風

(2020年9月23日)


 上院の多数派共和党のマコネル院内総務(ケンタッキー州)は、トランプ大統領が指名するギンズバーグ最高裁判事後任の承認表決を年内に実施し、承認することを約束した。ギンズバーグ氏の18日の死去が選挙に大きな影響を及ぼしている。

 しかし、マコネル氏がその約束を果たすには困難が伴う。2016年のバラク大統領の最高裁判事指名を阻止するという約束よりも難しいとみられている。

 共和党のコリンズ(メーン州)、マコースキー(アラスカ州)両上院議員は、大統領選前にトランプ氏指名の判事の承認を行うことに反対を表明した。

 上院では、53対47で共和党が多数派を占め、マコネル氏が約束を果たすにはあと1議席しか余裕がない。

 ギンズバーグ氏は死去直前に、孫娘に声明を託し、1月に新大統領が就任する前に後任が承認されないことが「最大限の願い」と伝えていた。大統領候補のバイデン前副大統領ら民主党員は、トランプ氏と共和党主導の上院はその願いを受け入れるべきだと主張している。

 しかし、トランプ氏の動きは速く、週内に女性候補を指名することを明らかにしている。

 
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