トランプ氏の自滅を狙うバイデン氏の異例の選挙戦略
(2020年9月30日)
By Seth McLaughlin – The Washington Times – Wednesday, September 23, 2020
【米ミシガン州ランシング】米民主党大統領候補のジョゼフ・バイデン氏は、2020年大統領選でトランプ大統領と「ミスター型破り」の座を競っている。
バイデン陣営は、毎日のスポットライトをトランプ氏に譲ると決めているようだ。トランプ氏が引き付ける有権者よりも遠ざける有権者の方が多い、そう賭けているのだ。
「これまでのところ、バイデン氏は賢い戦略を取っている」。大統領選を長年取材してきた元デモイン・レジスター紙の政治記者、デービッド・イェプセン氏は、こう指摘した。「ナポレオンはかつて『敵の自滅行為に干渉するな』と述べたといわれている」
「トランプ氏の最大の敵は自分自身だ」と、イェプセン氏は語った。
バイデン氏は、米国内で新型コロナウイルスが拡大して以来、・・・
(残り1483文字)