日本で4カ国外相会合 「アジア版NATO」への機運高まる

In this combination image shows left to right; U.S. Secretary of State Mike Pompeo, Sept. 21, 2020, Australian Foreign Minister Marise Payne, May 18, 2020, Japan’s Foreign Minister Toshimitsu Motegi, Jan. 17, 2020, and Indian Foreign Minister Subrahmanyam Jaishankar, Aug. 28, 2019. All for of these top diplomats from the U.S., Australia and India will gather in Tokyo next week for “quad” talks to discuss their common regional concerns, including China’s increasingly assertive actions, in a first face-to-face meeting Japan hosts since the pandemic. (AP photo)
By Guy Taylor – The Washington Times – Tuesday, September 29, 2020
日本政府は来週、米国、インド、オーストラリアと安全保障をめぐる高官会合を開催する。これは「クアッド」と呼ばれ、民主主義4カ国をまとめあげて、トランプ政権が提案している、中国封じ込めのための「アジア版NATO」の基盤となる非公式グループを組織することを目指している。
ポンペオ米国務長官は、東京で開催され、日本、インド、オーストラリアの外相が参加する会合に参加する。茂木敏充外相が29日、発表した。4カ国外相が対面で会合を開催するのは、菅義偉首相が9月中旬に就任してから初めて。安倍晋三前首相は2007年に初めて、4カ国会合を開始した。
トランプ政権は、多国間の枠組みには反対する一方で、2017年インド太平洋戦略の一環としての4カ国会合には前向きの姿勢を示してきた。一部の高官からは、共産中国が世界的超大国として台頭し、軍事、経済での攻勢を強めているとして、4カ国協議の拡大の時期を迎えているとの指摘が出ている。
1カ月余り前、ビーガン国務副長官が、・・・
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