大統領陣営、実績に対する軍人からの支持を強調するも支持にほころびも

Photo by: Alex Brandon /
In this Nov. 28, 2019, file photo, President Donald Trump, center, with Afghan President Ashraf Ghani and Joint Chiefs Chairman Gen. Mark Milley, behind him at right, addresses members of the military during a surprise Thanksgiving Day visit at Bagram Air Field, Afghanistan. During his election campaign four years ago, Trump vowed to bring all troops home from endless wars.” In recent months, he’s only increased the pressure, working to fulfill his campaign promise and get forces home before Election Day. (AP Photo/Alex Brandon, File)
By Ben Wolfgang – The Washington Times – Thursday, September 24, 2020
米大統領選が迫る中、トランプ大統領の陣営は、現役や退役軍人からの支持を広げるため、活発な地上戦を頼みにしている。しかし、共和党関係者は、一連の失敗や誤算により、この非常に必要で共和党寄りだった層が大統領選民主党候補のバイデン前副大統領に傾くのではないかと懸念している。
バイデン氏は、軍人票について世論調査で驚くほど良い結果を得ており、22人の退役軍人大将を含む500人近くの安保関係者からの推薦を受けている。
トランプ陣営のスタッフは、男女の軍人が大統領にとって依然として資産であることに自信を持っていると語る。彼らは軍人がトランプ氏から離れバイデン氏に向かっていることを示す最近の世論調査結果を退けた。
トランプ陣営のスタッフは、決定的要因はアフガニスタンとイラクからの米軍撤退、軍隊への昇給の確保、退役軍人省での改革の開始などトランプ氏の実績になると語る。
軍人票を取り込むことはオハイオ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、フロリダなどの接戦州で勝利する上で極めて重要となる可能性がある。これらの州には、国内最大規模の現役・退役軍人が住んでいる。
しかし、トランプ陣営の自信に疑問を抱かせるいくつかの理由がある。・・・
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