ロシア疑惑捜査は行き詰っていた トランプ氏のコミー氏解任で一変

(2020年10月9日)

In this this Jan. 22, 2017, file photo, Vice President Mike Pence, left, and Secret Service Director Joseph Clancy stand as President Donald Trump shakes hands with then-FBI Director James Comey during a reception for inaugural law enforcement officers and first responders in the Blue Room of the White House in Washington. Comey is blasting Trump as “unethical and untethered to truth,” and says Trump’s leadership of the country is “ego driven and about personal loyalty.” Comey’s comments come in a new book in which he casts Trump as a mafia boss-like figure who sought to blur the line between law enforcement and politics. (AP Photo/Alex Brandon, File)



By Rowan Scarborough – The Washington Times – Thursday, October 1, 2020

 トランプ大統領と陣営に対する連邦捜査局(FBI)の捜査は、トランプ氏がコミー長官を突然、解任した2017年5月に「縮小に向かっていた」。FBI職員が明らかにした。

 コミー長官解任後、ロッド・ローゼンスタイン司法副長官が直ちにロバート・モラー特別検察官を任命した。トランプ氏のコミー氏解任は、ローゼンスタイン氏のコミー氏嫌いをもとに決めたものだった。

 モラー氏は、ほとんどが民主党寄りの検事からなるチームを組み、トランプ陣営関係者への捜査を開始した。チームは22カ月かけて、ロシアとトランプ陣営との選挙での共謀の証拠を探したが、何も見つけられなかった。そして、トランプ氏の支持者らを税金詐欺、違法なロビー活動、偽証で起訴した。

 FBI職員のウィリアム・バーネット氏は、自身が参加していた捜査「クロスファイア・ハリケーン」が「縮小に向かっていた」との見方を、9月17日にジョン・ダーラム連邦検事のチームに伝えた。

 バーネット氏の指摘ははっきりしている。・・・

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