トランプ陣営の明るい材料は新規有権者登録
(2020年10月25日)

最後の2週間に入った米大統領選で、トランプ大統領の陣営が世論調査でリードする民主党候補ジョゼフ・バイデンに勝つために当てにしているのは、共和党がカギを握る激戦州で有権者登録を増やしたことと、大規模な地上戦を展開していることだ。地上戦では、選挙ボランティアが毎週、300万世帯を訪問している。
フロリダ州では、共和党の積極的な有権者登録運動により、民主党との差が13万4000人に縮まった。これは過去30年以上で最小で、2016年の32万7000人から減少した。登録が締め切られた10月5日までの最後の2週間だけで、共和党は5万人も増やした。
ペンシルベニア州では、共和党は16年以降、有権者を17万4000人増やす一方、民主党は登録有権者を3万1000人減らした。オバマ大統領が12年に同州で勝利した時、民主党は政党登録で113万人もリードしていた。今はその差は71万人に縮小している。
ノースカロライナ州では、共和党は16年以降、10万人の有権者を増やす一方、民主党は約13万6000人減らした。
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