パリ協定はカネがかかって益無し
(2020年11月21日)

ANALYSIS/OPINION:言われているように、権力が崩壊すると、米国民はびっくりして、何か悪いことが起こるに違いないと感じ始める。ジョー・バイデンが気候変動ネットワークに復帰するだろうといったような。しかし、彼は地球温暖化から世界を救うよりも、むしろ、車輪の回転を続行させ、明かりがともり続けるようにすることだけを考えて、米国人に彼らが懸命に働いて得たカネを以前より多く支払うよう強いるであろう。
次期大統領になるとみられているバイデンが石に刻んだ一つの誓約は、大統領執務室に最初の一歩を踏み入れた時に、トランプ大統領の2019年の脱退宣言が2020年の選挙日に満了の日を迎えたパリ気候変動協定に再加盟することだ。「きょう、トランプ政権はパリ気候変動協定を公式に脱退したのだ」「そして、きっかり77日したら、バイデン政権がそこに再加盟するであろう」と、バイデン氏はツイートした。
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