失効する新START、バイデン政権の難題に

(2021年1月29日)

In this photo taken from video distributed by Russian Defense Ministry Press Service, Intercontinental ballistic missiles are launched by the Vladimir Monomakh nuclear submarine of the Russian navy from the Sera of Okhotsk, Russia, Saturday, Dec. 12, 2020. The submarine successfully test-fired four intercontinental ballistic missiles in a show of readiness of the nation’s nuclear deterrent. (Russian Defense Ministry Press Service via AP)



By David Sherfinski – The Washington Times – Thursday, January 21, 2021

 バイデン大統領の最初の外交の課題の一つとして、2週間後に失効するロシアとの核兵器削減条約の延長問題がある。

 新戦略兵器削減条約(新START)更新交渉は複雑さを増している。米ソフト企業ソーラーウィンズのソフトを使ってサイバー攻撃を仕掛けたとしてロシア政府を罰するとバイデン氏が表明、さらに、2016年大統領選への干渉やアフガニスタンの米兵への懸賞金をめぐって緊張が高まったためだ。

 外交通を自任するバイデン氏は、政権発足早々、外交で難しいかじ取りを迫られている。

 ワシントン・ポスト紙が2人の高官の話として21日に伝えたところによると、バイデン政権は、5年間の延長を求める計画だ。

 ブリンケン次期国務長官は今週、すぐに延長へ作業に取り掛かると述べたが、スケジュールについては明確にしなかった。

 サキ大統領報道官は、・・・

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