バイデンのエネルギー政策の変更で迷走する西部の民主党州知事
(2021年2月9日)
By Valerie Richardson – The Washington Times – Sunday, January 31, 2021
バイデン米大統領による石油・ガス産業への締め付けは、反発する共和党たちを団結させた。しかし、連邦の土地と水域での掘削凍結を命じる独断的な大統領令は、これに怒りを覚える州の民主党知事を苦境に陥らせた。
コロラド州では、民主党のジャレッド・ポリス知事がバイデン氏は「科学を信じる大統領」であり、「よりクリーンなエネルギー」を推進しているとして賞賛する一方、27日に署名された連邦政府が所有する土地と水域での石油・ガス鉱区の新たなリースの一時停止は、恒久的なものとはなり得ないと強調した。
ポリス氏は「われわれはまた、バイデン政権が公有地のエネルギー開発計画全体の見直しを開始する中、それがコロラドで確実に機能するようにするため、緊密に協力する」と述べた。そして「見直しが迅速に完了しさえすれば、現在の市場要因や未使用のリースが多くあるので、短期的な経済的影響は予想されない」と指摘した。
米国石油協会(API)コロラド支部によると、・・・
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