国土安保省が国境警備当局に警告「移民急増に備えよ」
(2021年3月3日)

Josh Dawsey/The Washington Post via AP, Pool
バイデン政権は、新たな不法移民に対し厳しく対応すると話しているが、裏では、今後数カ月間に流入すると予想される大規模な移民の「急増」に必死に備えようとしている。国土安全保障省の内部メールから明らかになった。
移民税関捜査局(ICE)は、急増するとみられる不法移民の移送ため、大型の飛行機を探し、地上の輸送能力の増強に取り組んでいる。テキサス州の石油労働者用の仮設住宅「マンキャンプ」を運営する企業に、不法移民の急増に備えて宿泊施設を借りられるかどうかを問い合わせている。
ICEの首席補佐官ティモシー・ペリー氏からのメールによると、国土安保省のマヨルカス新長官はICEに、費用は気にしなくていい、値段に関しては心配せず、契約をキャンセルし、新しく契約を交わすよう伝えていた。さらに、マヨルカス氏は、国境の壁からの予算を「今後の費用を埋める」ために転用することも考えているという。
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