急増する不法移民、過去最悪ペースに
(2021年3月17日)

AP Photo/Christian Chavez
バイデン米大統領が国境を管理するようになった最初の丸1カ月間で不法移民の記録を更新した。
10日に発表された統計によると、子供の不法移民が2月としては過去最悪を記録した。
同伴者のいない未成年約9500人が南部国境で拘束された。これは昨年同期比で2倍に急増した全不法移民の一部であり、過去最多を記録した2019年をしのぐペースだ。
税関・国境警備局(CBP)が対応した不法移民は、全世代で10万人以上を記録した。これは過去10年間で5番目に多い月だ。上位4カ月はいずれも不法移民が急増した19年だった。
2月は通常、不法入国が比較的少ない月だ。今年のトレンドが続けば、21年は19年を上回る可能性がある。
CBPのトロイ・ミラー長官代行は、拘束されている子供の不法移民の数を明らかにするのを拒否。ミラー氏は法執行機関の機密情報だと言うが、リーク報道によれば、かなりの数だ。
「拘置施設の人数については把握に苦慮している」と、ミラー氏は述べた。
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