バイデン氏の「人殺し」発言でトルコがロシアを支持
(2021年3月29日)

Turkey's Recep Tayyip Erdogan applauds as he listens to Russia's President Vladimir Putin(Turkish Presidency via AP, Pool)
トルコのエルドアン大統領は19日、米国と激しく対立するロシアへの支持を明らかにし、ロシアのプーチン大統領は人殺しと主張したバイデン大統領は、世界の指導者として「ふさわしくない」と訴えた。
エルドアン氏の発言は、バイデン氏が今週、ABCニュースでしたとっさの発言で、すでに対立が激化していた米ロ関係がいっそう悪化する可能性を示唆している。
スプートニク・トルコなど地域のニュースメディアによると、エルドアン氏は、「バイデン氏のプーチン氏に関する発言は、大統領にふさわしくない。プーチン氏は、非常に賢明で、的確な返答をし、すべきことをした」と述べた。
エルドアン氏が米国を非難することで、ともに北大西洋条約機構(NATO)の同盟国である両国の緊迫し、複雑な関係に新たに注目が集まっている。米国は2019年、トルコを戦闘機F35開発計画から外した。トルコ政府がロシア製のミサイル防衛システムS400を導入したからだ。
国防当局者らは、この二つのシステムは互換性がなく、一緒に使用すればF35の安全が損なわれる可能性があると指摘した。
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