司法省第3位人事、バニター・グプタの指名が上院司法委員会で息詰まる状況に
(2021年4月5日)

バイデン米大統領が司法省第3位のポストに指名したバニタ・グプタ氏の承認に向けた上院司法委員会の投票は25日、賛否同票に終わったが、それでも本会議での審議に進む可能性が高い。
グプタ氏の承認手続きを本会議に進める同委員会の投票結果は、党派に従って11対11で拮抗した。同氏の指名は本会議での採決まで進むが、手続き上の追加のハードルをクリアする必要がある。
グプタ氏は司法次官に指名されたが、共和党議員は同氏がリベラルすぎるため法執行機関の活動を妨げるとして、承認を阻止しようとしている。
一方、同委員会は、司法副長官として指名されたリサ・モナコ氏を承認した。同氏はまた、上院の本会議で承認される必要がある。
モナコ氏は強力な超党派の支持を受けたが、グプタ氏は同委の共和党議員から強く反対されている。
オバマ元政権時代に司法省の公民権部門を率いていたグプタ氏は、警察への予算削減やすべての麻薬の非犯罪化を支持していることを示唆した過去の発言によって非難された。
今月開かれた同委の指名公聴会で、グプタ氏はどちらも支持しなかったと述べた。
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