ブティジェッジ氏:走行距離税の「可能性が高い」

(2021年4月10日)

In this March 4, 2021, file photo, President Joe Biden and Transportation Secretary Pete Buttigieg, right, meet with Vice President Kamala Harris and members of the House of Representatives in the Oval Office of the White House in Washington, on infrastructure. (AP Photo/Andrew Harnik, File)

By Jessica Chasmar – The Washington Times – Saturday, March 27, 2021

 ブティジェッジ運輸長官は3月26日、バイデン大統領が、3兆ドルを超えるとみられるインフラ整備計画の予算捻出のために「走行距離税」を導入することを検討していると明らかにした。

 ブティジェッジ氏はCNBCで走行距離税について「可能性は高いと思っている」と述べた。

 「いわゆる受益者負担の原則、つまり、道路のために使われる費用の一部を、どれだけ運転したかを基に道路の使用者が支払うことを支持するとすれば、ガソリン税はこれまで、適切な方法だった。だが、今は違う、自動車走行距離税が、呼び方はいろいろあると思うが、適切な方法だ」

 ブティジェッジ氏は、ガソリン税は時代遅れになっていると指摘した。気候変動と戦うため電気自動車へとシフトしているからだ。

 バイデン氏は来週、インフラ整備計画と国内の計画に関する3兆㌦の法案を公表するとみられ、3月25日の就任後初の記者会見で、この計画で「実入りのいい仕事」が大幅に増えると主張した。

 ブティジェッジ氏は25日の下院運輸インフラ委員会の公聴会で、計画の財源について具体的な話はせず、議会が「この計画の少なくとも一部をどう負担するかについてやりくりする」必要があると述べた。

 ブティジェッジ氏は、CNBCで、計画への予算を確保するためにさまざまな方法が検討されており、ビルド・アメリカ債(BAB)の復活、「国立インフラ銀行」の創設などの案も浮上していると指摘した。

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