大統領が有給、処方薬予算を提案へ-ペロシ氏
(2021年4月18日)
By David Sherfinski – The Washington Times – Sunday, April 11, 2021
ナンシー・ペロシ下院議長(カリフォルニア州)は11日、有給休暇と処方薬に関する追加予算提案が、バイデン大統領の2兆3000億㌦のインフラ整備計画とは別に、提出されることを明らかにした。
ペロシ氏は、バイデン氏がすでに追加予算計画の提出の計画を示唆していることを指摘してした。数週間以内に提出される予定だ。
ペロシ氏はCBSの「フェイス・ザ・ネーション」で、「次の家族に関係する法案は、処方薬の値下げに関するもの、…育児介護休業を恒久化するものだ。もちろん、子育て控除の恒久化も目指している。しかし、すべては今後の話し合い次第だ」と述べた。
「プログレッシブ議員連盟(CPC)」は、育児介護休業の恒久化、処方薬の値下げ、不法移民への市民権付与を、バイデン氏の予算提案に盛り込ませようとしている。
CPCは、処方薬に関する提案で節約できるとみられる予算を、メディケア(高齢者・障害者向け医療保険)の対象年齢を引き下げることに充てることを主張している。
民主党は下院多数派だが議席数の差は小さく、ペロシ氏が法案を通過させるのは容易ではない。
共和党はすでに、バイデン氏のインフラ整備計画に反対を表明しており、道路、橋の建設など基本的な分野に十分に予算が割かれていないと指摘、バイデン氏が提示している2兆5000億㌦の法人増税では雇用が失われると主張している。