ニュート・ギングリッチ元下院議長「米国の文明の危機」
(2021年4月21日)

In this photo released by Portland Police Bureau, officers line up outside of the Penumbra Kelly Building in downtown Portland, Ore., Monday, April 12, 2021. Police say a demonstration protesting the police killing of 20-year-old Daunte Wright in Minnesota turned into a riot, with some in the crowd throwing rocks and other projectiles at officers. (Portland Police Bureau via AP)
ANALYSIS/OPINION:米国の文明が危機にさらされている。
南北戦争、第2次世界大戦の時と変わらないぐらい危険で現実的な危機だ。
この過去の2度の危機で米国が敗北していたら、米国は米国でなくなっていた。自由を求める世界の運動は大幅に弱まっていただろう。
現在、内外でそれ以上の危機に直面している。
国際社会では、台頭する中国を目の当たりにしている。その経済、科学、技術は、米国と競合するまでになっている。南シナ海では台湾への攻勢を強め、国内では、ウイグルの強制収容所、大量虐殺、チベットの仏教文化の破壊、香港の自由を求める運動への抑圧などの弾圧を行っている。すべては、中国共産党の自信の表れだ。
中国・ロシア月共同開発計画の発表は、米国主導の自由連合への全体主義体制による集団的対抗の一例だ。ウクライナ国境付近のロシア軍の動きも、全体主義国家の攻撃性を示している。
外国からの攻勢がどれほど危険なものであっても、米国内の文明への脅威と比較すれば、色あせて見える。
米国の文明が崩壊し始めていることを示すこれらの兆候について考えてみたい。
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