バイデン外交、同盟国に安心感も課題は山積

(2021年5月9日)

Secretary of State Anthony Blinken listens as President Joe Biden delivers remarks to State Department staff, Thursday, Feb. 4, 2021, in Washington. (AP Photo/Evan Vucci)


 バイデン大統領は就任後、早い段階で、欧州からアジアにかけての同盟国を米国は支援すると確約したが、敵対国への政策に関しては、就任100日間で現状を転換させることはできなかった。

 バイデン氏は、明確な北朝鮮政策をまだ定めていない。イランとの交渉は、入り口でつまずいた。対中政策では、トランプ前大統領と同様、関税を維持し、激しく批判している。バイデン氏は、戦略に関しては、ロシアのプーチン大統領に一歩後れを取っている。

 従来の大統領の実績を測る尺度から見て、際立つ二つの重大な展開が外交であった。アフガニスタンからの米兵完全撤収の決定と、中国に対抗するための米日豪印「クアッド」の連携だ。これらは、トランプ氏が4年間、意欲的に取り組んできた政策を基に築かれ、バイデン氏の就任によって引き継がれた。

 しかし、トランプ氏の露骨な「米国第一」主義に唖然とさせられてきた大西洋主義の外交エスタブリッシュメントらバイデン政権支持者は、トランプ氏の「ツイッター外交」の終結を喜んでいる。このツイッター外交には、挑発的で、戦略的に予測できないとして反発する声も多い。

 
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