リズ・チェイニー氏、共和党幹部の地位喪失か
(2021年5月12日)

House Minority Leader Kevin McCarthy of Calif., speaks during his weekly press briefing on Capitol Hill, Thursday, April 22, 2021, in Washington. (AP Photo/Andrew Harnik)
共和党のリズ・チェイニー下院議員は、政治生命を犠牲にすることなくトランプ前大統領と決別し、「選挙は盗まれた」という主張を拒否することはできると党下院議員らに示そうと必死だ。
だが、議員らは、チェイニー氏の下院共和党会議議長としての地位は間もなく終わると予測、後任を誰にするかをめぐるうわさが飛び交っている。
チェイニー氏のこの思い切ったかけは、トランプ氏を支持するケビン・マッカーシー下院共和党院内総務が4日に、マイクのスイッチが入っていることを知らずに、チェイニー氏は「大きな問題」で、「決別した」と話していたことを受けて注目されるようになった。
マッカーシー氏は「FOX・アンド・フレンズ」の司会者スティーブ・ドゥーシー氏に「誰かが言いださなければならない。恐らくそうなるだろう」と述べた。
この発言の音声がソーシャルメディアで公になり、アクシオスが最初に報じた。マッカーシー氏の本心をのぞかせる発言だ。
テレビで放送された部分では、これほど直接的な言い方はしていない。
「議長としての職務を遂行する能力があるのかについて懸念しているという話を聞いた。意思疎通ができていない」
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