独自-中道派民主党議員、ペロシ下院議長の薬価引き下げ計画に反対票か
(2021年5月26日)

The U.S. Capitol dome is seen, Monday, July 9, 2018, in Washington. (AP Photo/Carolyn Kaster)
スコット・ピーターズ下院議員は、ナンシー・ペロシ下院議長の優先課題の一つ、薬価引き下げを目指す法案を葬り去ろうとしている。
民主党中道派のピーターズ氏(カリフォルニア州)はワシントン・タイムズに、ペロシ氏の法案に反対票を投じる可能性があることを明らかにした。この法案は、メディケア(高齢者向け医療保険制度)に薬価の引き下げをめぐって製薬会社と交渉するよう求めるものだが、ピーターズ氏は、政府が価格を決め、製薬会社が新薬の開発に投じる資金が減少するのではないかと懸念している。
「(この法案は)交渉というよりも、価格決定だ。科学への資金を断つものだ」
ピーターズ氏はさらに、他国で製薬会社がどの程度の価格設定をしているかをもとに薬価に上限を設けるという条項は「米国民に損害を与える」と指摘している。
共和党も同様の懸念を抱いている。
ピーターズ氏は、これは私見であり、民主党議員の考えではないと強調している。
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