コロナ感染の不法移民が米国に流入していると下院議員が指摘
(2021年5月30日)

A migrant wears a face mask to protect against COVID-19 while walking off a U.S. Customs and Border Protection bus at the McAllen-Hidalgo International Bridge as he is deported to Mexico, Saturday, March 20, 2021, in Hidalgo, Texas. (AP Photo/Julio Cortez)
米国の新型コロナウイルスの感染は急速に減少しているが、国境では、高い割合で感染している不法移民が流入、その一部は解放され、地域社会に直接、流れ込んでいる。
民主党のヘンリー・クエラー下院議員(テキサス州)は、ラレードの当局者らからの情報として、テキサス州の国境から移送されてきた移民の陽性率が6%であることを明らかにしたが、これは米国民の2倍に当たる。
クエラー氏は、移民の数が膨らみ、ラレードの非営利団体では、国境警備隊が検査と隔離のために移送してくる人々全員を処理することはできないと述べた。移民の一部は、バス停で解放され、住民の中にまぎれ、国の中に入り込んでいる。
「ラレードにはシェルターが二つしかなく、いっぱいになると、国境警備隊が移民らをバス停や空港で降ろしている。指摘したように、ラレードからワシントンに飛ぶたびにいつも、そこにいる」
「これは私が言っているのではなく、ラレードの衛生担当の幹部らの言葉だ。米市民が感染症の脅威にさらされるのではないかと心配している」
クエラー氏は、下院歳出委員会で証言するアレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官に訴えた。
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