バイデン氏の電気自動車の未来に大きな障害
(2021年6月7日)

バイデン大統領は、ガソリン車から電気自動車への移行を目指しているが、高価格であること、充電池に必要な物資の調達など、困難な課題に直面している。
ところが、バイデン氏の気候変動政策は、米国の温室効果ガスの29%を排出している運輸部門の一新に依存している。
バイデン氏はミシガン州のフォード・モーター電気自動車工場を訪れた際、「自動車産業の未来は電気にある。後戻りはない。電気自動車の普及速度を変えていきたい」と述べた。
電気自動車の問題点の一つは、高価なことだ。
「カー・アンド・ドライバー」誌は昨年、コンパクトガソリン車の基準価格が同等の電気自動車を大幅に下回ると報じた。
ミニ・クーパーの価格は、平均で約2万4000㌦。一方、電動のミニ・エレクトリックは3万㌦を超える。フォードのピックアップトラック、F-150の基準価格は最低で約2万8000㌦だが、電動型の「エントリーモデル」は3万9000㌦以上だ。
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