ハリス副大統領、不法移民を「全力で守る」
(2021年6月19日)
By Dave Boyer – The Washington Times – Tuesday, June 15, 2021
カマラ・ハリス副大統領は15日、国外追放から不法移民を守るオバマ政権時の計画が開始されて9年を迎えたことを受けて、バイデン政権は、不法移民を守るために「できる限りのこと」をすると述べた。
ハリス氏は「市民権を得る道を提供し、安心感を持たせることが非常に重要だ」と述べ、米国内に1100万人いるとみられる不法移民に恒久的な滞在資格を与える法案を承認するよう上院に求めた。
ハリス氏は、民主党のディック・ダービン(イリノイ州)、ボブ・メネンデス(ニュージャージー州)両上院議員、権利擁護団体、全米家事労働者同盟(NDWA)のメンバーらと会った。
その場で、上院議員時の公聴会で、トランプ政権のジョン・ケリー国土安全保障長官に「DACA(幼少期に親などに連れられ米国へ不法入国した移民を強制送還の対象から外す救済措置)」についてどう取り組んでいくかについて質問した時のことに触れた。
「当時の政権によってDACAが脅威にさらされていたことは知っていた。DACAの記念すべきこの日にここに集まったあなた方に言いたい。…現政権は、(DACAの対象者)ドリーマーを守るためできる限りのことをする覚悟だ。…疑問の余地はない」
ハリス氏はドリーマーについて、「急がなけれはならない時に来ている。あなた方のことは、米国のことでもある」と述べた
テキサス州の連邦判事は、DACAの無効化を求める訴えを審理している。